
近年、企業が、LINE上に、公式のアカウントを持つことが、多くなっています。LINEのお友達の欄に、企業の公式アカウントが入っている方も多いのではないでしょうか。企業は、アカウントをお友達として登録してもらうことで、お店のさまざまな情報を発信することができるため、登録を行うとスタンプがもらえたり、商品の割引などを行ってくれたりします。
そんな企業の公式アカウントですが、企業の公式アカウントを作る際に、「LINE」ではなく、「LINE@」で作っている企業も多くあります。
また、昨年の2月12日からは、今まで実店舗を持つ法人およびメディアや行政を対象にしていた「LINE@」が、実店舗を持たない法人や個人なども利用できるようになり、「LINE@」を活用する法人や個人が更に増えました。
しかし、企業は、なぜ、「LINE」ではなく、「LINE@」で公式アカウントを作っているのでしょうか。「LINE」と「LINE@」違いは何でしょうか。今回は、「LINE@」について考えてみました。
1.別のアプリ?「LINE」と「LINE@」の違いとは
2.LINE@の機能
3.導入・運用費用がLINE公式に比べて格段に安い
4.LINE@では出来ないこと
5.LINE@を使用している個人事業主
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1.別のアプリ?「LINE」と「LINE@」の違いとは
そもそも、「LINE@」とは何でしょうか?実は、LINEとLINE@は別のアプリです。LINE@のHPを見てみると、LINE@は「国内5800万以上とつながるもうひとつのLINE」としています。しかし、これだけでは、イマイチ、違いが分かりませんよね。もっと、LINE@について詳しく見ていきましょう。
情報発信やビジネスに活用できる
LINEは、通常、家族や友人、や知り合いなど、親しい間柄でのコミュニケーションに特化して作られたアプリでしたが、LINE@は、法人や個人が、お客様やファンなど、不特定多数の人に向けて情報を発信したり、やり取りができるものです。そのため、情報発信や、ビジネスに活用することが出来ます。ちなみに、LINE公式のアカウントというのもありますが、機能については、ほとんど変わりません。
2.LINE@の機能
そもそも、LINE@でできることとは何でしょうか?LINE@の機能について確認してみます。
- メッセージ:友達になってくれたお客様に対して、メッセージの一斉配信ができる。
- 1:1トーク:お客様と1対1でトークができる。各種お問い合わせなどのやり取りができる。
- アカウントページ:LINE内に専用のホームページを作成することができる。
- タイムライン・ホーム:PUSH型のメッセージ配信以外にも、イムライン・ホーム機能で不 特定多数のユーザに向けてあなたのアカウントのニュースやお知らせ情報を届けることができる。
- PRページ:メッセージには収めきれないリッチな情報やクーポンなどを簡単に作成し、配信することができる。
- リサーチページ:アンケートや人気投票のようなユーザー参加型コンテンツを配信できる。
これだけの機能があれば、個人事業主などにとっては、十分、お店の販促活動ができますよね。ちなみに、これらの機能はLINEの公式アカウントにもあります。
3.導入・運用費用がLINE公式に比べて格段に安い
実は、LINEも公式アカウントを作成することができます。では、なぜ、LINEではなく、LINE@で公式アカウントを作成する企業が増えているのでしょうか?
LINEとLINE@の大きな違いとして、導入・運用費用に大きな差があることが挙げられます。通常、企業がLINEで公式アカウントの作成を行う場合、初期費用がどれくらいかかるかご存知でしょうか。また、LINEで公式アカウントは、初期費用以外にも、月額費用も掛かるため、その費用は重要になってきます。
LINEとLINE@のプラン別料金(※プラン、友だちの人数により異なる)
LINEの場合導入・運用費用
- 初期費用(エントリープラン):800万円~1500万円
- 月額費用(継続プラン:1年目):250万円〜1,775万円
- 月額費用(継続プラン:2年目以降):200万円〜1,242,5万円
- オリジナルスタンプ配信費:2,000万円〜
(出典:株式会社ILB)
LINE@の場合
- 初期費用(無料プラン):0円
- 月額費用(無料プラン):0円
- 初期費用(有料プラン):0円
- 月額費用(有料プラン):5,400円
(出典:LINE株式会社)
金額面だけで見ると、LINEに比べて、LINE@のほうが断然お得になっています。LINEの公式アカウントは、とても中小企業や個人企業では手が出せない価格です。そのため、やむを得ずLINE@を利用している企業もあるようです。これだけ差があるとは驚きです。
4.LINE@では出来ないこと
導入・運用費に大きく差があるLINEとLINE@、もちろん費用に差があるのは、サービス内容がLINEのほうが優れているからですよね。では、LINEにはできて、LINE@にはできない機能とはなんでしょうか。
- スポンサードスタンプの配信(公式スタンプの無料配布など)
- ON-AIR機能
- PRページ(詳細情報を表示出来るページ)の利用
- LINEの公式アカウント一覧には表示されない
主に以上の4点がLINE@では、出来なくなっています。たしかに、大手企業や、自社にキャラクターをもっている企業であれば、公式スタンプなどの活用のため、公式アカウントを作るのかもしれません。また、LINEの公式アカウント一覧に表示されるのも大きいといいます。
しかし、この他の機能についてはLINEもLINE@も違いはそれほどありません。そのため、中小企業や個人事業主にとっては、LINE@の方でも十分活用できそうです。
5.LINE@を使用している個人事業主
2015年の2月13日から法人だけでなく、個人事業主もLINE@を活用することが出来るようになりました。そのため、LINE@の利用者が急激に増え、その活用方法も多様化しています。LINE@のホームページでは、法人から個人まで、実際にLINE@を活用している事例を紹介しているので興味がある方はぜひご覧ください。(LINE@公式ブログへ)
まとめ
LINEはスマートフォンを使用している人であれば、知らない人はいないと言っても過言ではないくらい、多くの人が利用しているアプリですよね。そんなLINEを使用した、販促活動には、企業も力を入れています。
今回、ご紹介したLINE@も、公式アカウントには、負けますが、費用もお手ごろで、活用の仕方次第では、大きな販促活動になります。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。最後までありがとうございました。
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