HTTPS化しているページを優先的に検索結果に表示?!1ページ目のHTTPS割合が25%

HTTPS化

1月16日に、Mozを運営するピート・マイヤーズ氏がGoogle検索結果の1ページ目(上位10位)に表示されるHTTPSの割合が25%以上になっていることを伝えたのでご報告です。

今回何が起こったかといいますと、以下画像を見ていただきたいです。

MozのHTTPSデータ

Moz:Google SERP Feature Graphより

1月16日を過ぎたあたりから、HTTPSのページ設定をしている、ウェブサイトが上位10位以内に入り、さらには1月22日時点では25.75%を超えているような形になっています。

このHTTPS化が25%を超えた理由について検証していきます。

 

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今回のHTTPSページの増加に関して考えられること

  • HTTPS化を行っているためGoogleからの恩恵が受けれた
  • 単純にHTTPS化を行っているウェブサイトが増加した
  • HTTPS化により、優先的なインデックス化が受けれること

今回の「Moz」のデータから推測できる要因はこの3つになると思われます。少し説明していきます。

 

HTTPS化を行った際のSEOの恩恵について

これは、どのWebマーケティングサイトやSEOサイトでも言われていることですが、HTTPS化による検索エンジンの順位に関しては「恩恵」程度のものと考えて良いと思われます。つまり、「HTTPS化を行ったら順位が飛躍的上がる。」という考えではない、ということです。

HTTPS化を行っているページの方が多少なりと有利(恩恵)だということになり、今回の25%を超えた要因とはならない可能性が高いと考えられます。ただHTTPSにしておいた方がSEO的に有効なことは、Google公式ブログ「HTTPS をランキング シグナルに使用します」でも記載の通り、事実なのでHTTPS化を行うことは推奨いたします。

 

単純にHTTPS化を行っているウェブサイトが増加した

基本的にHTTPS化を行っているウェブサイトが増加したのも、25%を超えた要因の1つではないかと考えられます。Googleが推奨しているため、昨年もかなりの数のウェブサイトがHTTPS化に踏み切りました。

また、新しく制作されるウェブサイトもHTTPS化は必須とSEO業界では推奨されているため、新規サイト制作がHTTPS化増加要因ともなっているでしょう。今回25%以上になったのもなんとなくうなずけます。

 

HTTPS化により、優先的なインデックス化が受けれること

サイトの順位に関係なく、HTTPS化を行っているウェブページに関しては、「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」とGoogleウェブマスター公式ブログで伝えています。

Google は、より多くの HTTPS ページを探すよう、インデックス システムを調整していることをお知らせします。これは、対応する HTTPS ページがどのページからもリンクされていない場合にも対象となります。同じドメインの 2 つの URL が同じコンテンツを掲載していると思われ、かつ、両者が異なるプロトコル スキームで配信されている場合、通常、以下の条件を満たしていれば HTTPS URL を選択してインデックスに登録します。

  • つまりHTTPSとHTTPが両ページともアクセスできた場合はHTTPSを優先する

HTTPSにしていれば、他のウェブサイトよりインデックス化が強化されるわけではないので勘違いはしないでおきたいですね。同一ドメイン内で同じページでHTTPとHTTPSでアクセスできたときに優先するという話であることを忘れてはならない。

私は25%をこれが超えた要因ではないと考えますね。

 

HTTPS化したウェブサイトが増えたことが要因

HTTPS化したウェブサイトが増加したことが、25%を超えた要因だと考えられます。また、このことによりHTTPS化するページのさらなる増加が考えられるので、自社で運営するウェブサイトのHTTPS化を検討するのも1つだと考えられます。

結果的に、SEOを取り組む、すべての上位10位のページがHTTPS化を行ったら100%になるわけで、そうなってくると、HTTPS化は上位に入るための条件と定義づけられる日も近いかもしれません。

ただ、繰り返しになりますが、現時点でHTTPS化を行っただけでランキングが飛躍的に伸びるようなことはないので注意したいですね。

 

検索ボリューム別にHTTPSページを検証

上記のような結果が出ていますが、日本ではどのようになっているでしょうか。少し検索キーワードをボリューム別に調べてみました。

Google月間検索ボリューム HTTPSの割合
110,000検索 20%
40,500検索 20%
22,200検索 10%
8,100検索 33.3%
3,600検索 20%

(上記は検索キーワードはバラバラに検索ボリュームを抽出したもの)

少し確認したらわかるように、1キーワードないし2キーワードの検索に対し、1ページ2つ~3つ程度のHTTPS化されたページが上位10位に上がってきている傾向にあります。当たり前ですが、1ページに2つ以上あれば、20%になり、3つ以上になれば33.3%の数値にあるので、割合が25%を超えたということは、1ページ当たり平均で2.5ページは、HTTPSであることがいえます。

 

ということは、7.5ページはHTTPSではない

HTTPSへのページの移行は行わないよりは、行った方が良いし、SEO上恩恵が少なからず受けれることから、もちろんHTTPS化は推奨していきますが、まだ、非HTPPSのページが多いことがお分かり頂けると思います。

決して焦る必要はなく、現段階では行うことを視野に入れた方が良いという段階でしょう。

 

HTTPからHTTPS化のデメリットを知ろう

この動きを見て、ウェブサイトをHTTPS化に変更する人が増えそうなので、デメリットを掲載しておきます。HTTPS化はもちろん推奨するべきことですが、HTTPからHTTPSに変更する場合はそれなりにデメリットが存在します。

  • SNSのソーシャルシグナルは引き継がれない可能性が高い
  • ページ内リンクの張り替えを行わなければサイトの読み込みスピードが遅くなる

上記のようなデメリットが存在しています。費用が通常より多くかかるのは当たり前として、以下の詳細を確認しましょう。

 

SNSのソーシャルシグナルは引き継がれない可能性あり

まず、URLが「HTTP」から「HTTPS」に変更するため、Facebookの「いいね数」など見た目上引き継がれません。基本的には「HTTP」から「HTTPS」を301リダイレクト(永久転送)するため、SNSのソーシャルシグナルは引き継がれるかどうか、という点には不安の要素が残ります。

ただ、正しく移転すればHTTPS化して順位が下がったという話は聞かないので、デメリットとしては、Facebook等の「いいね数」など見た目上引き継がれない。という点だけを理解しておく必要はありそうです。

 

ページ内リンクの張り替え

URLが「HTTP」から「HTTPS」の変更により、サイト内に存在する内部リンクの張り替えも「HTTP」から「HTTPS」に変更しなければならない可能性は高い。(リンクの貼り方による)そのままにしておくと、「HTTP」から「HTTPS」にリダイレクトが行われるので、ユーザビリティ上は問題ないが、サイトスピードに問題が出てきます。

このページのリンクの張り替えがどれぐらいの規模であるかがデメリットといえるでしょうか。

 

まとめ

2016年度はよりHTTPS化されたページが増えると思います。そのため、HTTPのウェブサイトは以下のような対策を検討する必要が出てきそうです。

  • HTTPS化の移行を検討する
  • HTTPS化のデメリットも理解して現運用に取り組む
  • 25%より増える可能性は十分にある
  • 現時点でSEOのメリットは恩恵程度の少ないものである

上記のことを理解しながら、HTTPS化に取り組むまでのスケジュールを出した方がよさそうです。弊社でHTTPS化できていないウェブサイトには状況に応じてですが、3月までの対応を心がけるようにスケジューリングしています。

最後までありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

辻 昌彦

辻 昌彦
当サイトにお越しいただいてありがとうございます。株式会社peko(ペコ)の代表をしております。 趣味にならないように・・・企業や個人の方になるべく役に立つようなSEOの記事、Webマーケティング関連の記事を配信していきますので、よろしくお願いします。

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