
2018年10月21日にGoogleのジョン・ミュラー氏がTwitterで以下のようなツイートを行った。
Just putting out more content doesn’t necessarily make a site better.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) 2018年10月21日
より多くのコンテンツを出すだけで必ずしもサイトが改善されるとは限りません。
どのような事なのか、その詳細を確認していく。
まず、ウェブマスターがジョン・ミュラーに質問した内容は以下の通りだ。
As news publisher we make 200+ news daily. Hardly we get ranked top stories box than our companion even we break first. Google always busy to crawl old news. How can make we busy google to crawl fresh news faster/ @JohnMu
— Md Shahinuzzaman (@shahinAnSEO) 2018年10月21日
出版社としてニュースを毎日200以上作成しています。私たちが最初にニュースを公開しても、他社のニュースよりも高い評価を受け、トップストーリー(News Box)に表示されることはありません。新鮮なニュースをGoogleにもっと速くクロールするにはどうしたらいいですか?
という質問への回答だった。
つまり、より多くのコンテンツを公開しても、必ずしもウェブサイトが改善されるとは限らず、Google検索で上位にランクされないということだ。
また、
- 「より多くのコンテンツ」≠「より良いコンテンツ」
とは異なる。
もちろん、多くのコンテンツを保有しているウェブページの方が、異なる検索クエリ(キーワード)に対して、上位表示されるチャンスが増えることは言うまでもない。
しかし、インデックスされているコンテンツが、他と比較してGoogleから見て良くない場合は、ランク付けされない(評価が悪くなる)。
ランク付けされない(評価が悪くなる)コンテンツを増やしても、ウェブサイトの運営者や利用するユーザー、Googleなどに役立つものではない。
参照・引用したページ:Google: Putting Out More Content Doesn’t Make Your Site Better
まとめ・所感
Googleが繰り返し行ってきたコアアルゴリズムのアップデートによって、「コンテンツ量」よりは「コンテンツの質(良いコンテンツ)」に確実に評価は推移している。もちろん、1ページや2ページのウェブサイトをGoogleが評価するわけではないが、より「コンテンツの品質」が重視される時代に2017年頃から突入している。
ユーザーに役に立つ目線で、1つ1つ確実なコンテンツを配信していくことを運営者は特に注意しながら、SEOに取り組んでほしい。
また、記事の品質に関して「YMYL(Your Money or Your Life)」や「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」などが重要になってきている。そのため今一度、記事の品質を考えてみてほしい。
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