
最後にパンダアップデートが行われ、公表されたのはいつだろうか。2015年7月24日頃にパンダアップデート4.2が10ヶ月ぶりの更新となりました。その後、スローロールアウト(ゆっくりと更新)を続け、2015年10月時点でもパンダアップデート4.2は終了していませんでした。
今回、Googleのゲイリー・イリーズ氏がTwitterで出したコメントにより、「パンダアップデート」はGoogleのコアなアルゴリズムの1つとなっており、今後行われない(パンダアップデートの更新が行われたと公表されない)可能性を示唆しているので、この記事でお伝えいたします。
また、あくまで個人的見解での推測になりますので、楽しんで読んでみてください。
※いままでのパンダアップデートに関連する記事はこちらから
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Googleパンダに関するコメントとは
Googleの広報担当者に確認したコメントが記事として「TheSEMPost」のウェブサイトに投稿され、その記事の内容をGoogleのゲイリー・イリーズ氏はTwitterで以下のようにコメントしました。
Wanna know more about Panda? Of course you do. We answered @jenstar ‘s questions, and the result is brilliant! https://t.co/lKiFcYqajX
— Gary Illyes (@methode) 2016, 1月 11
(そのまま翻訳)パンダについて詳細を知りたいですか?ジェニファー(TheSEMPostライター)が質問し、その結果は素晴らしいです。
とTwitterにリンクつきで紹介され、ゲイリー・イリーズ氏からコメントされていたため、もうパンダアップデートは行われないのではないかと確信的な憶測となっているわけです。 注目したい「TheSEMPost」内の今回の記事は以下の通りです。
Simply put, as a Google spokesperson told us, “Panda is an algorithm that’s applied to sites overall and has become one of our core ranking signals. It measures the quality of a site, which you can read more about in our guidelines. Panda allows Google to take quality into account and adjust ranking accordingly.” (そのまま翻訳)パンダは、全体のサイトに適用されるのアルゴリズムであり、当社の中核ランキング信号の一つとなっています。それはあなたがGoogleのガイドラインで詳細を読むことができ、サイトの品質を測定します。パンダは、Googleがアカウントに品質を取るし、それに応じてランキング調整することができます。(引用:TheSEMPost)
つまり、Googleのパンダアップデートはすでに、全サイトに適用されGoogleのコアなランキングシグナルの1つとしてアルゴリズムに組み込まれているということです。
先週末に起きた順位変動何か関係があるのか
「結論からお伝えすると関係がありません。」先週末の2016年1月8日に主に海外の検索エンジンを中心に大きく順位が起こりました。その変動は以下のような形になります。
(参照: MozCastレポート) 昨年末から来るであろうペンギンアップデートと勘違いした方も多かったですし、私もついにペンギンが来たな。とも感じましたが、 違いましたね。Twitteで1月8日の変動のことについて、Googleのジョン・ミューラー氏やゲイリー・イリーズ氏が、この変動について曖昧な回答をしているため、多くのメディアでは「Googleのコアアルゴリズムの更新であった」ということで着地しています。
@cognitiveSEO @BrianHarnish @methode I didn’t say that. — John Mueller (@JohnMu) 2016, 1月 11
@cognitiveSEO it’s not fuzzy — we’re pretty clear on not having anything to announce at the moment.
— John Mueller (@JohnMu) 2016, 1月 11
@beanstalkim i can only check tomorrow. My gut feeling is that it’s not @JohnMu — Gary Illyes (@methode) 2016, 1月 10
ジョン・ミューラー氏:ペンギンじゃないとも言っていないし、現時点で伝えることは何もない。
ゲイリー・イリーズ氏:ペンギンじゃないと思うよ。
そしてその後、更新があったことの事実だけをジョン・ミュラー氏のTwtterで伝えられており、コアアルゴリズムの変更だったという着地となったわけです。
ただ、今回パンダアップデートが全サイトに適用されるコアなランキングシグナルの1つとしてアルゴリズムにすでに組み込まれているという情報のため、2016年1月8日に起こったGoogleのコアアルゴリズムの更新に、パンダの要素を一部更新した可能性があるのもの、パンダの単独のアップデートではなく、その他様々なアップデートが行われたと考えるため、「Googleのコアアルゴリズムの更新であった」という見解が強いようです。(コアアルゴリズムの更新に一部パンダの要素があったのではないかという見解があるだけです。)
少しややこしいので以下にまとめます。
まとめ
- パンダアップデートはGoogleのコアアルゴリズムの1つとなっている(濃厚)
- パンダアップデートは今後単体のアップデートとして起こらない「報告がない」(推測)
- コアアルゴリズム≠リアルタイム更新(事実)
- 1月8日はコアアルゴリズムの全体更新である(濃厚)
- リアルタイムペンギンアップデートはまだ行われていない(事実)
「もうパンダアップデートは行われない?」というタイトルを付けてしまいましたが、断定ではありませんし、パンダアップデートが行われた場合に、パンダアップデートを行ったとGoogleから通達がなくなってしまうという意味の”行われない”という見解になります。
「サイトが圏外になった!」
「これってパンダアップデート?」
っていうやり取りがなくなってしまうイメージですかね。もし、なくなったら寂しいですね。
昨年に「新ペンギンアップデートの更新は来年(2016年)に持ち越し」次はおそらくペンギンアップデートの記事を書く日が近いのでしょうか。Googleのアップデートが行われる場合は金曜日が多いので、以下の日程は注意ですね。
- 1月16日(金)
- 1月22日(金)
- 1月29日(金)
1月中にリアルタイムペンギンアップデートが来るのであれば、1月22日ぐらいが濃厚な気がしますね。最後までありがとうございました。
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