
すでに、SEO対策を行う行為がSEO対策の低レベル化を招くGoogleアルゴリズムになっていることは、みなさん承知の事実だと思います。
ウェブサイトも様々な角度から順位づけをGoogleは行っていますが、最良のコンテンツの上位表示化が進みます。良いコンテンツを入れることが前提でウェブサイトの内部対策項目をチェックしていきます。
現在、コンテンツはしっかり書いているけど、内部対策って何をすれば良いのか・・・と思っている方はチェックしてください。
【目次】SEOの内部対策って何すればいい?5つの対策
1.metaタグは全ページしっかり設定する
2.hタグの設定をチェックする
3.URLは関連文字を付ける
4.サイト内リンクをチェックする
5.ディレクトリはツリー構造で行う
SEO内部対策まとめ
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1.metaタグは全ページしっかり設定する
「うそやん!知らへんのウチだけなん!」
私がお伝えするmetaタグの設定とは以下の通りです。
- Titleタグの設定
- keywordsタグの設定
- descriptionタグの設定
上記3つのタグのことをmetaタグと言います。これはGoogleがクロール(巡回)する上で重要なキーワードを抽出する役割を一番になっているので、設定は欠かせません。
また、「keywords」タグはSEO対策には関係がないといわれていますが、設定をしておきましょう。多くても5つ程度のキーワード設定にしておいてください。
Titleタグの設定注意事項
「注意事項はコレやでー!」
- Titleタグの設定の注意点については以下の通りです。
- 全角18文字以内になるべく留める
- 同じTitleを付けない
- キーワードは意識するが意識しすぎない
- そのページのコンテンツ(文章に合った)Titleを付ける
私がTitleタグを設定するときには注意している項目です。是非ウェブサイト内の全ページをチェックしてみて下さい。
peko Pint
Titleに狙うキーワードを付ける人もいますが、私はそこまで狙いません。方法としては、初めに設定したTitleは文章を書いていく上で、「これってTitleと文章があっていないなぁ」と思ったら、Titleを思い切り文章に合わせて記載します。もちろんSEOのことを書いているのでその点はぶれませんが、ブログを書いていくうえで変わるので、その都度変更していきます。
※サイト内のキーワード比率でTitleタグをつける方法もありますが、SEO対策のためのTitle設定となりえるため、私は行っていません。興味がある方はコメントいただけたら、その記事を書きたいと思います。
descriptionタグの設定注意事項
「え!?ディスクリプション?それっておいしいの?」
descriptionとは、「サイトの説明文」という意味になります。descriptionタグの設定時に注意したいのは以下の通りです。
- 35文字以上120文字以下で設定する
- Google自動読み込みがあるからといってdescriptionを空欄にはしない
- 可能であれば80文字程度が好ましい
- 先ほどTitleで利用したキーワードを入れること
- そのページの説明文であることを理解し記入すること
- 他のページと重複させないこと
私が気を付けている点は以上となります。
descriptionは少し面倒なため、入れない方もいるかもしれませんが、必ず設定を行いましょう。また、考えると当たり前ですが、そのページの説明文がdescriptionなわけですから、重複すると意味が分かりませんよね。
Google Search Console(ウェブマスターツール)でもエラーが出る項目です。しっかりと確認しておきましょう。
peko Pint
SEO対策等のコンサルティングを行っている上で、ウェブサイトの設計上、descriptionタグが重複してしまう場合があります。構造を変更するのが一番良いのですが、コスト・手間を考えたときに、どうしても対処できない場合は、重複する部分を空欄にしておきましょう。重複するよりはマシな対処といえます。
2.hタグの設定をチェックする
「朝からチェックばっかりよ!こっちは!」
こちらでお伝えしているhタグとは、h1~h5ぐらいまでの「見出し」のことを指しています。
hタグの設定でよくある注意点をご説明していきます。
- そのページ内にh1タグが2つ以上存在している
- すべてのページのh1タグが重複している
- h2、h3と順序良く文章に使われていない
多くのウェブサイトを確認すると「あちゃ~」と思う項目は上記3つです。こちらもサイト設計時にSEO内部対策を考えずに構築をしてしまったウェブサイトによく見られる現象です。
h1タグの文字設定は、Titleと同様に設定しておくことが無難です。(もちろん変えてもOKです)以下を確認してみてください。細かいページの書き方は「ホームページ制作後のSEO対策9チェック【内部対策編】」をチェックしてみてください。
h1はそのページに1つ、かつ重複しない
「ふむふむ、ワンワン」
少しわかりやすいように本でたとえます。
- Titleタグ=本の表紙
- h1タグ=各章をまとめるタイトル
- h2タグ=第一章~などの役割
- h3タグ=章内の細かい割り振り
- h4タグ=さらに細かい割り振り・・・
このようにh1タグを考えていきます。その1ページが本の1冊であったとすると、同じh1を各ページにつけること、そのページでh1を2度使用することは、おかしいと気づくと思います。
自身のウェブサイトをチェックしh1タグが2度以上の使用、重複していたら解消しておきましょう。
peko Pint
最近はあまり見かけなくなりましたが、h2から始まる場合のブログページがあります。その場合、1つずらしながら考えておけば問題ありません(h1=h2)。ただ、その場合多くのサイトがh1タグが他のページと重複している場合が多いので、機会があれば改善しておきましょう。
3.URLは関連文字を付ける
「いやー世の中、関連性でしょ?違う?」
「内部対策になりえるのか・・・」という点では疑問ですが、ページを作成する場合、つけるURLを意識してつけていくことは重要な要素になります。例えばこのページであれば「SEOの内部対策」をまとめているページになりますので、URLは以下のように設定するのがベストになります。
- 「https://www.peko.co.jp/カテゴリー/seo-internal-measures」
先ほど設定したTitleタグに合わせて、URLを設定していくようにしましょう。
日本語ドメインで作成したらどうなのか?と思われた方は、トップドメインを日本語ドメインとしたときと同じメリット・デメリットが存在するため「SEO対策を考慮した日本語ドメインのメリット・デメリット」記事を確認してみてください。
4.サイト内リンクをチェックする
「内部対策までの道のりは長いぜ!イェイ」
サイト内リンクはGooglebotがそのウェブサイトをクロール(巡回)する上で重要な要素となります。ページの発見もこのクロールによって発見されます。そのため、サイト内リンクをいかにGoogleに分かりやすく伝えるかが内部対策となります。注意点は以下の通りです。
- サイト内リンクはテキストでリンクする
- 新着記事はトップドメインからの内部リンクを得るようにする
- クロールされやすいよう、各ページは内部リンクでつなぐ
- ディレクトリ構造をツリー構造で行う
サイト内部のリンクは、デザイン性を重視しながら、テキストでリンクさせるようにしましょう。画像でリンクを付ける場合は、必ず他の部分でテキストリンクをしておきましょう。画像のリンクだとクローラーが巡回しにくいためです。
ディレクトリ構造については以下で詳しく説明をしていきます。
5.ディレクトリはツリー構造で行う
「あ!私クリスマスツリーは好きだよ!違う?」
ウェブサイトの運用が始まってからでは、なかなか改善が難しい項目ですが、できれば行っておいた方が良い方法です。
少し例を上げて説明します。
良くないディレクトリ構造
この上画像のような方法であれば、記事単体(/article1)に対しては(トップドメインに近いため)非常に上位表示がしやすくなります。ただ、「category1」「category2」が単体のページとしてみなされてしまいます。その場合、以下のような弊害が起きる危険性があります。
- Googleが別サイトとしてページを認識しやすくなる
- DSP(広告)などを行うときにデータが取れない(取りにくい)
- Googleが推奨しているディレクトリ構造ではない
上記の3つのポイントから、ディレクトリ構造はツリー構造で行った方が良いという判断をしています。
良いディレクトリ-構造
良くないディレクトリー構造に対して、Googleが進めるディレクトリ構造は以下となります。
このように、カテゴリ1の関連する記事1に対しては「/category1/article1」というURLの構造にしていきます。これをツリー構造といいます。
どうしてもツリー構造ができない場合
どうしてもツリー構造ができない場合に関しては「-ハイフン」を利用しながら設定することをお勧めします。
例えば、「https://www.peko.co.jp/seo/internal-measures」とつけたいですが、現状のウェブサイトの設定だと以下のようになってしまう場合です。
- https://www.peko.co.jp/seo
- https://www.peko.co.jp/internal-measures
このパターンの場合に関しては、「https://www.peko.co.jp/seo-internal-measures」とURLを付けることで、こちらの「https://www.peko.co.jp/seo」の直下にある同一ジャンルのURLだという認識をGoogleは行ってくれます。
SEO内部対策まとめ
「まとまりましたかね・・・」
SEO内部対策においては、Googleが考えるウェブサイトを構造を理解し、適正に作り上げていくことが最も最適な内部対策となります。小手先のSEO対策を行うよりもよっぽど重要な項目になります。
内部対策の基本中の基本なので、しっかりとウェブサイトを構築しSEO対策に取り組んでみてください。
最後までありがとうございました。
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