YMYL(Your Money or Your Life)とは?「記事の品質」(E-A-T)との関連性と今後の運営

YMYL(Your Money or Your Life)とは?「記事の品質」(E-A-T)との関連性

2018年8月1日(2日)にGoogleのコアアルゴリズムのアップデートが行われ、YMYLや「記事の品質」(E-A-T)は特に重要になったと考えます。

まず、初めにYMYL(Your Money or Your Life)について詳しく説明していきます。

Googleが考える「YMYL」とは?

YMYL(Your Money or Your Life)とは、「Google検索品質評価ガイドライン」の評価項目の1つであり、以下のような記載があります。

Google品質ガイドライン YMYL

ページの品質が特に重要なページ、お金や生活に関わることを「YMYL」と呼び、現在あるいは将来の幸福や健康的な生活(身体的、経済的、安全性など)に大きな影響を与える可能性があるページとなります。

具体的なページとしては、「買い物金融取引に関わるページ」「金融情報に関わるページ」「医療情報に関わるページ」「法律に関するページ」などが該当します。

では、どのようなコンテンツやウェブサイトがYMYLに当たるのでしょうか。確認していきましょう。

買い物金融取引に関わるページ ・ECサイト(オンラインショッピング)
・商品が購入できるサイト
・料金の支払いが出来るサイト
・お金の移動ができるサイト
例)amazon、楽天など
金融情報に関わるページ ・投資関連のサイト・ページ
・税金関連のサイト・ページ
・生活設計やライフプランのサイト・ページ
・住宅の販売サイト・ページ
・保険に関するサイト・ページ など
医療情報に関わるページ ・健康関連のサイト・ページ
・薬品関連のサイト・ページ
・病気や疾患に関するサイト・ページ
・メンタルヘルスに関するサイト・ページ
・栄養関連アドバイスのサイト・ページ
法律に関するページ ・法律関連のサイト・ページ

 

などが該当し、さらに誤った情報によって、検索者の幸福・健康・財産などに悪影響を及ぼす可能性がある記事も「YMYL」に該当します。

弊社の考えとしては、会社や個人としてウェブサイトを運営し、情報を発信するのであれば、すべてのページが「YMYL」に当たる気持ちで執筆した方が良いと考えています。

「このジャンルだから、注意を行い、このジャンルだから注意しない」という運営方法は、冷静に考えると良くありません。

どのページが具体的にGoogleが重要としているかを把握しながら、すべてのコンテンツに注意して運営することこそがベストプラクティス(最善の方法)だと考えます。

「記事の品質」(E-A-T)の関連性について

次に「記事の品質」についてです。E-A-T(Expertise、Authoritativeness、TrustWorthinessの頭文字)とは、こちらも同様に「Google検索品質評価ガイドライン」に記載されている項目であり、

  • 専門性:内容は専門的かどうか
  • 権威性:運営元や執筆者が優れていると評価されているか
  • 信頼性:信頼おける根拠や背景があるかどうか

という「記事の品質指標」になります。

「記事の品質」(E-A-T)の関連性

なぜ、YMYLと関連性があるのかというと、YMYLに該当する医療関係の記事を例にしながら説明していきます。

大手病院が運営 【医療(YMYL)関連のコンテンツ】
・専門性:◎かなり専門的
・権威性:◎ある
・信頼性:◎高い
個人や医療従事者以外が運営 【医療(YMYL)関連のコンテンツ】
・専門性:△あるかもしれない
・権威性:△運営期間や運営元の知名度によって左右される
・信頼性:△権威性に左右され、あるか分からない

 

「皆さまはどちらのコンテンツを信頼しますか?」

Googleも同じように「E-A-T」によって記事の品質を判断しており、特に「YMYL」(お金や医療、健康)に関わることは重要視しています。

そのため、YMYLのジャンルであれば、記事の品質である「E-A-T」も重要になります。

また、たとえ医療機関が運営者とウェブサイトであったとしても、記事の品質が伴っていなければ、順位は下がる、または上位表示されない傾向にあり、「YMYL」と「E-A-T」には関連性が深くいといえます。

SEOを考慮し、ウェブサイトを運営していく中では必要不可欠な考え方であるといえます。

専門性がない企業や個人が「YMYL」に該当コンテンツを提供するのはもう無理?

弊社の見解ですが、「YMYL」に該当する分野で、専門性がない企業や個人がコンテンツの提供やウェブサイトの制作を行うことは、辞めておいた方が良いといえます。

もちろん、「E-A-T」に注意しながら運営していけば、一定の検索流入は見込むことが出来ます。しかし、Googleの考え方としても将来性に乏しい可能性が高いからです。

そのため、「YMYL」と「E-A-T」を理解しながらサイト運営やウェブサイトの作成を行っていきましょう。

「YMYL」と「E-A-T」で考えなければならいサイト運営

「YMYL」や「E-A-T」考えなければならないサイト運営とは、

  • 自分の行っている事業や得意分野と関連しているコンテンツの提供やウェブサイトの作成を行うこと
  • 専門性を持った人間が執筆すること
  • 利用するユーザーのレベルに合わせて分かりやすく説明すること

以上が重要だといえます。

事業ドメインや得意分野からサイトを運営する必要がある

先ほど説明したように特に医療、健康、お金に関する分野である「YMYL」は注意しなければなりませんが、「YMYL」が当てはまらない他の分野でも、将来的になんらかのアップデートが行われる可能性が高いと考えられます

なぜならば、Googleは、正しい情報やユーザーが欲している情報を正確に伝えたいと考えており、特に注意したい分野が「YMYL」なだけだからです。

そのため、個人でも企業でも「事業ドメイン」や「得意分野」でのサイト運営が必要になるということです。

分かりやすい例でお伝えすると、

税金関係のコンテンツ 【運営元】
・税理士
・税務サービス提供企業
医療や健康のコンテンツ 【運営元】
・医療従事者や病院・クリニック
法務関連のコンテンツ 【運営元】
・弁護士
転職関連のコンテンツ 【運営元】
・転職サイト運営企業
・転職支援サービス提供企業

 

以上のコンテンツやウェブサイトを運営する運営元が正しくなります。

つまり、自社サービスに合わせたコンテンツ展開をすることが重要だと考えています。

専門的なことを専門家が分かりやすく書くこと

「E-A-T」で説明したように、記事の品質が重要ですが、サイト運営元の専門性が高ければ、高いほど内容は専門的に出来るといえます。

しかし、SEOを考えた上で重要な品質は「記事を分かりやすく説明して記載していくこと」が重要であり、Googleも「医療と健康アップデート」の際に以下のような伝え方をしています。

もし、あなたが医療関係者で、一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。
医療や健康に関連する検索結果の改善について

専門家であるがゆえに分かりやすく書くことは難しいことだといえます。なぜならば、「分からないこと」が「分からない」からです。そのため、第三者による記事の確認も専門性が高ければ高いほど必要になります。

まとめ

なぜ、Googleは「YMYL」や「E-A-T」などの品質を求めるようになったのでしょうか。

それは、誰にでもウェブサイトが簡単に作れる時代になったからだと考えます。

今、SEOを考えて出来ることは、自社のサービスや商品を記事の品質を意識しながら関連するコンテンツを更新していくことが最良のSEOではないでしょうか。

運営に悩んでいる方、方向性に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

Edit

[Google Ads and peko]

この記事を書いた人

辻 昌彦

辻 昌彦
当サイトにお越しいただいてありがとうございます。株式会社peko(ペコ)の代表をしております。 趣味にならないように・・・企業や個人の方になるべく役に立つようなSEOの記事、Webマーケティング関連の記事を配信していきますので、よろしくお願いします。

コメント

メールアドレスは非公開情報です。必須項目: *

*